七五三のシーズンになると、華やかな衣装で神社やお寺へお出かけしている親御さんとお子さまたちを見かけますよね。着物を着ている小さい子はとても可愛らしくて、ほっこりとした気分になります。ですが、実際に七五三を迎える子供を持つ親御さんはとても大変です。子供の着物やドレス、スーツなど色々と用意しないといけないものがたくさんあるので、スケジュールを考えて行動しなければいけません。記念写真やお参り、御祈祷など事前にチェックしておく、予約をするといったしなければいけないことがたくさんあるので、本当にその日一日が終わるまで大変でしょう。そんな親御さんが七五三について知っておくと良いこと、知りたいと考えていることをほんの少しだけお伝えしているのが、この記事です。七五三のシーズン前に知りたい項目のいくつかを紹介していきます。
七五三のお参りに着物を着ない場合の服装は？和装ではなく洋装の場合
七五三のお参りをするときには、着物を着ることが多いですよね。ですが、着物を着ないときにはどうすれば良いでしょうか。そんなときには、洋装でお祝いしても良いといいます。特によく動き回る三歳のときは着物だと着崩れてしまう可能性も考えられます。また、洋装の方がお世話をしやすいかもしれません。男の子はシャツとズボンのスーツを着たり、女の子はワンピースやシャツとスカートが、洋装で七五三でお参りをするのが定番となっているようです。タキシードやドレス風の衣装も候補を入れるのもおすすめです。お子様に似合う着物はもちろん、洋装でもいくつか候補を出しておくと、お世話がしやすくなります。また、お子様が気に入ったものなら機嫌よく七五三のお祝いを楽しめるでしょう。思い出のひとつとして、お子様の成長の記念として七五三のお祝いが出来るよう準備をしておくことが大切です。
七五三のお参りにはいつ行うのがベスト？年齢による違いや、混雑を避けるコツを紹介します
七五三のお参りは、いつおこなうのがベストなのか？たとえば、7歳のお祝いは年長さんか1年生、どちらで行うべきなのか迷ってしまう人もいますよね。七五三は元々数え年で祝うのが通例だったそうです。現在は、満年齢でお祝いをしても問題ないとのことです。前撮りなら10月、11月の七五三シーズン、後撮りなら12月のいつ頃撮影をすればいいのでしょうか。それぞれのメリットがあるのでいくつか紹介しますね。前撮りの10月は記念写真撮影の予約が取りやすくて、日程も融通が利きやすいのが特徴です。後撮りの11月後半は、12月の後撮り撮影は10月と同じく時間的な余裕があります。11月はちょうど七五三のシーズンですから、混雑すること間違いありません。なので、シーズンを避けた10月または12月がおすすめです。
七五三のお参りにかかる時間はどれくらい？神社の種類や参拝の流れによって変わる時間の目安を教えます
七五三は神社やお寺などで行われています。では、七五三のお参りにはいったいどのくらいの時間がかかるのでしょうか。調べてみると、地元の神社で受ける場合は、神社へ到着し社務所で受付で約5分、ご祈祷に約30分、記念写真撮影に約10分から20分かかると考えられます。なので、最大時間で考えると1時間ほどかかると考えて良いでしょう。七五三の神社選びのポイントは、事前に予約が出来る神社であること、午前中の10時から11時は混雑のピークを避けることです。もし地元の小さめの神社でご祈祷の事前予約が出来るところなら、おおよそ1時間程かかると考えられます。予約が出来ない場合は、1時間半はかかると考えて良いかもしれません。どうしても当日に七五三に時間をかけることが出来ない場合は、神社へはお参りだけにする、御祈祷はなしにするという方法もあります。
七五三のお参りは12月でも大丈夫？遅れてしまった場合の対処法や注意点をお伝えします
七五三のお参りは12月でも大丈夫でしょうか。七五三のお参りシーズンは、11月です。11月15日が七五三の日だと言われていますが、贈れてしまった場合は12月でも七五三のお参りをしている神社を探す必要があります。11月の七五三シーズンを過ぎていたら、地元の神社やお寺のどこで受けることが出来るのかを確認してみましょう。ホームページや直接電話をしておくと、スケジュールなども決めやすくなります。12月は雪が降っている可能性や天気が悪いときのことを考えて、和装ではなく洋装でのお参りを意識しておきます。レンタル衣装を利用する場合は、事前に予約をしておけば当日に記念写真を撮影することも可能です。七五三のお参りが出来る神社やお寺を探すときは、余裕をもって確認しておくことをおすすめします。お子様の体調面なども考えて、12月の前半に予約が出来るようにしておくと良いでしょう。
七五三のお参りで女の子の髪型はどうする？かわいい和風や洋風のヘアアレンジのやり方を紹介します
七五三のお参りのときには、特に女の子は髪型をどうしたら良いのでしょうか。色々なヘアアレンジがあって、つい迷ってしまいますよね。髪型を選ぶときには髪質や毛量、衣装やお子さまの好みに合わせるようにすることをおすすめします。和服を着るのなら、「クラシカルで上品な伝統的なヘアスタイル」や「モダンでおしゃれなヘアスタイル」などが人気のようです。派手過ぎず、伝統的な髪型でありながらほんの少しのアレンジで、まったく違う雰囲気になるのがいいですね。ドレスに合わせて洋風したり、和服でも洋風なヘアアレンジをしてみるのも良いでしょう。たとえば、ハーフアップはとても華やかにすることが出来ます。サイドやトップに編み込みを入れるアレンジをすれば、前から見ても横から見てもアクセサリーをプラスしやすく、柔らかさを感じつつ華やかな雰囲気にすることが可能です。
まとめ
七五三をする前に知っておきたいこと、知っておくと良いことを簡単ではありますが紹介しました。特にスケジュールの中で忘れてはいけないのが、神社やお寺で七五三シーズンを過ぎてもお参りや御祈祷などをしてもらえるかということです。お子さまの体調や親御さんのお仕事の都合で、七五三シーズンを過ぎてお祝いをすることになる時は、事前の確認がとても大切です。一生に一度しかない七五三のお祝いだからこそ、しっかりとお祝いが出来るように考えておきましょう。お寺や神社によっては、シーズン以外だと予約をしようとしても受け付けていないところもあるので、事前チェックは絶対に欠かせません。大切なお子さまの一生に一度の行事、イベントになるものだからこそ、スケジュールは「早め早め」と「チェック」が重要になります。忙しいときは、シーズンの数か月前にはスケジュール帳などに七五三についてメモしておくと良いですよ。
