結婚式の準備は、とても幸せなひと時です。
一方で、悩ましいことや大変なことも多いもの。
せっかくの結婚式!
ゲストのみんなに楽しんでもらえる、そんな結婚式にしたいですね。
盛り上がる結婚式にするには、ゲストにお手伝いをお願いすることが、たくさんあります。
その人選と、お願いをするときのポイントをまとめました!
結婚式の乾杯挨拶は、ユーモア溢れる人選が大切!!
結婚式の乾杯挨拶は、披露宴の始まりを告げる挨拶です。
実は、乾杯挨拶をして下さる方が、楽しくて盛り上がる披露宴の、重要なキーパーソンです。
話し上手で、明るくユーモアのある方にお願いしたいですね。
結婚式の乾杯挨拶は、主賓に次ぐ方にお願いする場合が一般的です。
主賓挨拶が2名の場合は新郎の上司に、主賓挨拶が1名の場合は新婦側の主賓に、乾杯挨拶をお願いします。
仕事関係の方の挨拶が続くと、堅苦しくなりがちです。
もちろん、新郎の上司がとてもユーモアのある方なら、ぜひお願いしたいところです。
ただ、大勢の前で話すことに、慣れている方ばかりではありません。
そんな時は、思い切って、さまざまな乾杯挨拶を考えてみましょう。
恩師を招待している場合は、お願いしてみるのも良いのではないでしょうか。
若い頃の新郎または新婦、もしくは二人をよく知っており、さまざまな思い出があります。
エピソードも豊富で、人前で話すことにも慣れています。
きっと、声もよく通るのではないでしょうか。
しかも、主賓格のゲストですので、お願いもしやすい相手といえます。
一般的には目上の方にお願いしますが、職場の同僚や、新郎新婦の共通の友人でも構いません。
また、良く知っている間柄なので、「短く、楽しい挨拶を!」とお願いすることもできます。
新郎新婦が出会うきっかけを作ってくれた、その場に同席していた、そんな方なら、ゲストが聞きたいと思う挨拶を、してくれるのではないでしょうか。
すぐに思い浮かばないときは、出席する親戚にいないか、考えてみて下さい。
「あのおじさんは、いつも話が面白い。」そんな方がいたら、お願いするのも一つです。
小規模な披露宴なら、司会者にお願いするのもいいでしょう。
結婚式を知り尽くしているので、間違いなく、ユーモア溢れる楽しい挨拶をしてくれます。
結婚式の乾杯挨拶を依頼!!例文はこちら!!!
結婚式の乾杯挨拶を依頼するときは、直接会ってお願いするようにしましょう。
遠方にお住いの場合は、まずは電話でお願いし、改めて手紙を書くと丁寧です。
「ぜひ!」とお願いされれば、嬉しさもありますが、大勢の前での挨拶は負担も大きいものです。
しっかりと誠意をもって、依頼することが大切です。
依頼の時期は、内容を考えたり、練習するのに時間が必要ですので、3ヶ月ほど前には伝えたいものです。
また、招待状を渡す前にお願いしましょう。
承諾の返事をもらったら、招待状の中に、改めてお願いの付箋を入れます。
(例文)
「誠に恐れ入りますが 当日は乾杯のご発声を賜りたく よろしくお願い申し上げます」
さて、ゲストに挨拶やスピーチをお願いするのは、とても緊張します。
特に目上の方の場合は、なおさらです。
どういった内容や言葉で、乾杯挨拶をお願いすれば良いのでしょうか。
使えるべきことは、次の3つです。
- 結婚の報告
- 結婚式への招待
- 乾杯挨拶のお願い
職場の上司の場合は、結婚の報告をすると、「もしかしたら頼まれるかも。」と思ってもらえる場合があります。
ただ、直接の上司ではない場合や、同僚や友人などは、「なぜ自分が依頼されたのだろう。」と戸惑うこともあります。
そんな時は、なぜお願したいと思ったのかをしっかり伝えましょう。
(例文)
「私事で恐縮ですが、この度、結婚することになりました。
〇月〇日に挙式・披露宴を行います。
ぜひご出席いただきたいのですが、ご都合はいかがでしょうか。
また誠に恐れ入りますが、披露宴の際、乾杯のご発声をお願いしたいと思っております。
招待状できましたら、改めてお持ち致しますので、よろしくお願い申し上げます。」
(例文)
「いつも明るく盛り上げてくれる○○さんに、ぜひ、乾杯の発声をお願いしたいと思っています。
披露宴の始まりを、○○さんの楽しい挨拶で盛り上げてもらえたら、とても嬉しいです。」
上の例文が、上司など、目上の方への依頼です。
下の例文は、結婚の報告と結婚式への招待は省略していますが、友人や同僚などに依頼するときのものです。
参考にして下さい。
結婚式のスピーチを友人に依頼!スピーチのお願いをラインでするのは、やっぱり失礼???
結婚式のスピーチを友人に!そう思っている方は多いはず。
親しい友人からのお祝いの言葉は、とても嬉しく、感動します。
友人だからこその言葉を、贈ってくれるはずです。
それでは、友人へのスピーチのお願いは、どのようにすれば良いのでしょう。
日頃、ラインで連絡を取り合っている場合、ラインでスピーチをお願いしても、良いのでしょうか?
ラインやメールでも気にしない人もいます。
しかし、結婚式のスピーチの依頼は、直接会ってお願いするのが、一般的です。
遠方でも、せめて電話で直接頼むのが、マナーとされています。
結婚式のスピーチは、頼まれた友人にとって、大変なことです。
多くの人の前で話す事に慣れていなければ、とても緊張してしまいます。
せっかくの結婚式なのに、ずっと緊張していることになるかもしれません。
多くの友達の中から、スピーチを頼んでくれた、私を選んでくれたと思うからこそ、引き受けてくれるのではないでしょうか。
ラインやメールでは、軽く扱われていると感じる方が多くいます。
「失礼だ!」と思われてしまったら、とても残念なことです。
逆に、ラインだと断りやすいから良い、と言う声もあります。
簡単に頼まれたから、簡単に断れると言うことでしょう。
引き受けてほしいと思うなら、やはり、直接お願いをしましょう。
遠方の場合も、直接電話をします。
引き受けてくれた場合は、お礼の手紙を出すとより思いが伝わります。
場合によっては、手紙の代わりに、ラインやメールで感謝の気持ちを伝えても良いでしょう。
あくまでも、依頼した友人との関係を考え、最も気持ちが伝わりやすい方法を、選んで下さい。
結婚式の余興をお願いするメール 例文は?
結婚式の余興をお願いする場合は、どのようにすれば良いのでしょうか。
基本的には、スピーチなどと同じです。
直接会って、丁寧にお願いした方が引き受けてもらいやすく、力の入った余興になるようです。
余興については、半数以上がメールの依頼でも構わない、と考えているようです。
しかし、余興も準備に時間がかかり、何かと負担が大きいものです。
メールなどでの依頼を、不快に感じる方が多いのも事実です。
メールでお願いする場合は、丁寧な文章で依頼しましょう。
(例文)
先日お知らせした披露宴について、お願いがありご連絡しました。
披露宴での余興をお願いできないでしょうか?
お忙しいところ申し訳ありませんが、ご検討いただければ幸いです。
〇月〇日までに、お返事をいただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。」
余興の場合、打ち合わせが必要な場合や、費用についてなど、確認したいこともあります。
新郎新婦は、余興のお願いをした後も、しっかりとフォローをしましょう。
また、式場の担当者を紹介しておくと、何かと安心です。
依頼の仕方だけでなく、依頼後のフォローがないことが、頼まれたゲストの不満となる場合があります。
結婚式を楽しんでもらい、ステキな余興をしてもらうためにも、依頼後もしっかりとコミュニケーションをとるようにしましょう。
結婚式の受付頼む人がいない場合は、どうする??
受付は、お金を預かる責任の重い役割です。
また、新郎新婦や両家にかわり、ゲストを出迎えます。
そのため、信頼できる人に頼みたいものです。
よく知っていて、頼みやすいことから、友人や、職場の同僚、後輩にお願いすることが多いようです。
しかし、友人や職場関係の知り合いが、少なかったり、いない場合もあります。
結婚式の受付を、頼む人がいない時は、どうすれば良いのでしょうか?
受付を頼む人がいないことは、特別なことではないようです。
兄弟姉妹や従兄弟、新郎側の友人や知人、異性の友人に頼むこともできます。
詳しくみていきましょう。
まず、兄弟姉妹や従兄弟に受付を頼むこともできます。
お金を扱うこともあり、親族の方が安心、という考え方もあります。
ただ、兄弟姉妹は、当日は意外と忙しいのです。
親族での写真撮影が入る場合もあり、受付を離れなければならないこともあります。
お願いできるのであれば、従兄弟の方が安心です。
多くの場合、受付は、新郎新婦側それぞれ2名ずつの、4人で行います。
ゲストの案内や、お手洗い等で受付を離れる場合もあります。
また、お金の管理もあるので、複数の方が安心です。
ただ、絶対に2人でなければいけない訳ではありません。
新婦側は1人しか頼める人がいない、という場合もあります。
そのような場合は、新郎3名、新婦1名でも、新郎側で4名でも良いのです。
受付のお礼については、両家で渡す必要があります。
また、頼む相手が異性であっても、問題はありません。
兄弟や従兄弟の場合もありますし、異性の友人でも構いません。
念のため、両家の親族に了解をもらい、親戚にもそれとなく伝えておくと、より安心です。
式場では、受付を引き受けないところがほとんどです。
しかし、相談をすることはできます。
式場スタッフは、多くの結婚式を見ており、さまざまな場面でのアイデアや、対処法を持っています。
困った時は、ぜひ相談してみましょう。
まとめ
ステキな結婚式にするためには、多くの人の助けが必要です。
二人の結婚式に合った人選も重要です。
乾杯挨拶、友人スピーチ、余興のどれもが、楽しく盛り上がる結婚式にするためには、欠かせません。
依頼する際は、マナーを守り、丁寧に心を込めて、お願いをすることが大切です。
そして、新郎新婦も、頼まれた側も、ステキな結婚式を楽しんで下さい!