お彼岸に土いじりはダメ?意味とは?由来は?春と秋では何が違う?食べ物 ぼたもちの意味は?彼岸花、供える花の意味や選び方は? | Kirara
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お彼岸に土いじりはダメ?意味とは?由来は?春と秋では何が違う?食べ物 ぼたもちの意味は?彼岸花、供える花の意味や選び方は?

生活

お墓参りをしご先祖様に手を合わせる「お彼岸」。

お彼岸は日本の昔からの風習となっていますがどういった意味が込められているか知っていますか?

ということで今回は、お彼岸に土いじりはダメ?意味や由来は?

春と秋では何が違うのか、ぼたもちの意味は?

彼岸花、供える花の意味や選び方までを調べていきたいと思います。

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してはいけないことってあるのでしょうか?調べてみましたので参考になりますと嬉しいです!

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お彼岸に土いじりはダメ?

“お彼岸にしてはいけないこと”というのがいくつかあるようですね。

例えば「結婚式」「引越し」「旅行」などがあります。

そして、その中の一つに「土いじりがダメ」というものがあります。

土いじりがダメとされている理由は土公神(どくしん・どこうしん)という神様がいて、土を掘り起こしたりすると祟りが起きると昔から言われているからなんだそうです。

ですが調べてみると、基本的には特にお彼岸にするとダメなことというのは決まっていません。

なので、もし自分や親戚が気にしないというのであれば気にしなくて大丈夫なんです。

大事なのはご先祖様のことを思い出しながら過ごすことでなのでそれを忘れずにいましょう!

お彼岸には、お墓の手入れをし、土を清潔に保つことで、先祖が安らかに眠ることができると信じられています。

土を触らない方が良いというものは土用と呼ばれる特定の時期に関連しています。

土用とは、土の神様が土を支配するとされる時期で、土の力が強まると信じられています。そのため、この時期に土を掘ることは神様への不敬とみなされることがあります。

土用とは、年に4回ある季節の変わり目の約18日間のことです。それぞれの季節の直前に土用が訪れます。具体的には、立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間が土用となります。

2023年の土用の期間は以下の通りです。

  • 冬土用:2023年1月17日(火)~2月3日(金)
  • 春土用:2023年4月17日(月)~5月5日(金)
  • 夏土用:2023年7月20日(木)~8月7日(月)
  • 秋土用:2023年10月21日(土)~11月7日(火)

また、土用期間中には「間日」と呼ばれる、土を動かしても大丈夫な日があります。

2023年の間日は以下の通りです。

  • 春の間日:4月18日、4月21日、4月29日、4月30日、5月3日
  • 夏の間日:7月20日、7月21日、7月25日、8月1日、8月2日、8月6日
  • 秋の間日:10月28日、10月30日、11月1日
  • 冬の間日:1月21日、1月23日、2月1日、2月2日

土用期間には、季節に合わせた食べ物や行動をすることで運気を上げることができます。例えば、

  • 春土用には「い」のつく食べ物や白い食べ物を食べると良いとされています。
  • 夏土用には「う」のつく食べ物や赤い食べ物を食べると良いとされています。
  • 秋土用には「た」のつく食べ物や青い食べ物を食べると良いとされています。
  • 冬土用には「ひ」のつく食べ物や黄色い食べ物を食べると良いとされています。

一方で、土用期間には避けた方が良いこともあります。

  • 土を動かすことは神様を怒らせるとされているので、草むしりやガーデニングなどは控えましょう。
  • 新しいことや場所を移動することは体調を崩しやすいとされているので、転職や結婚などは慎重になりましょう。
  • 建築や引っ越しも縁起が悪いとされているので、可能ならば避けましょう。

以上が、土用の期間とはいつか、そしてその意味や過ごし方についての説明です。参考になれば幸いです。 😊

お彼岸の意味とは?由来は?

お彼岸とはサンスクリット語の「パーラミター」の漢訳「到彼岸(とうひがん)」を略した言葉で

それが由来だと言われています。

到彼岸を簡単に説明すると「煩悩や迷いのある此岸(しがん)から離れて修行をすれば、

悟りの境地に達した世界(彼の岸)に到達する」という意味だそうです。

自分が生きている此岸とご先祖様がいる彼岸が結ばれ、ご先祖様が此岸に返ってくる日、

それをお彼岸と呼ぶということなんですね。

お彼岸は仏教的な意味合いが強いのですが、現在私達が普段過ごすお彼岸というのは、

ご先祖様のお墓参りや法要を行い感謝をする期間というのが一般的となっています。

お彼岸の意味、春と秋では何が違う?

お彼岸には「春のお彼岸」と「秋のお彼岸」の2種類があります。

この2つの違いがなんなのか、私も気になっていました。

春のお彼岸とは3月の春分の日を中日とする前後7日間を指します。

そして秋のお彼岸とは9月の秋分の日を中日とする前後7日間を指します。

ちなみに彼岸の初日は「彼岸の入り」、最終日を「彼岸の明け」といいます。

お彼岸はご先祖様に感謝し供養するというのが目的で、実際にこの2つには大きな違いはないんだそうです。

では何が違うのかというと、春と秋でお供えする食べ物や、お花の種類が違うということだけなんです!

なるほど…確かに違ったかも…では次の項目からはそれぞれ供えるものと意味を紹介していきますね♪

お彼岸の食べ物ぼたもちの意味は?

春のお彼岸には「ぼた餅」、秋のお彼岸には「おはぎ」をお供えします。

この2つの大きな違いは”あんこ”で、ぼた餅はこしあん、おはぎには粒あんという違いがあります。

あとは大きさにも差があるようで春は牡丹の花のように大きく少し丸め、

秋は萩の花のように小さめで、上品さがある俵型となっています。

ではなぜ、ぼた餅やおはぎをお供えするのでしょうか?

理由は、小豆の赤は邪気を払う効果があると古くから言われているからだそうです。

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そして

もち米とあんこ、この2つの物を「合わせる」言葉の語呂から、

ご先祖様と自分たちの心を「合わせる」という意味もあるとのこと。

私はあんこが大好きなので何も考えずに食べていましたが、こんな意味があると思うと、

なんだか更に味わって食べたくなります♪

お彼岸の彼岸花、供える花の意味や選び方は?

最後は備えるお花について見ていきます。

春のお彼岸ならアイリス、マーガレット、牡丹、などの春らしい、淡めの優しい色合いの花を選ぶ

と良いでしょう。

秋のお彼岸には秋が旬の菊やリンドウ、ケイトウ、胡蝶蘭などです。

故人が好きだったお花を選ぶのも良いとされていますが、

棘のある花、毒のある花は、香りの強い花は避けたほうがいいので注意しましょう。

「彼岸花」は名前にも彼岸とありますし、いいのでは?と思いますが

こちらは毒があるのでNGとされています。

そしてお彼岸に花を備える理由ですが、

・美しいものを捧げてご先祖様をお飾りする、

・花を供えることによって命の儚さや尊さを学ぶ、

・花を供える人の心を清める、

などの色んな意味があります。

まとめ

ここまで仏壇の掃除やお墓参りなどしてご先祖様を敬う「お彼岸」について調べてきました。

お彼岸にはいくつかタブーがあるとされていますが実際には絶対ダメ!と決められているものはなく、

それよりも仏壇を綺麗にし、ご先祖様のことを思い出し過ごすことが大事になってきます。

他にもお花や食べ物に関しても、ある程度定番が決まっていますが故人が好きだったものが

一番とされていますのであまり固く考えず大丈夫そうです。

お彼岸も意味や由来を知ると、少し感慨深いものにかわってきますね。

ぜひ次のお彼岸にはご先祖様のことを思いながらご家族でお墓参りにいってみてください。

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