栃木といえば宇都宮の餃子!という人が多いかもしれませんが、美しい桜の名所もたくさんあることでも知られています。栃木の桜満開の時期は毎年多少のずれはあるものの、ほぼ平年通りという声もあります。ですが、毎年気温や冬の状態によっても前後するのでお花見前にはきちんと情報を確認しておきましょうね。桜満開の名所でお花見がしたいという人におすすめの桜の名所を紹介するだけではなく、「人込みが苦手」「桜はみたいけど一人でゆっくり堪能したい」と考えている人にもぴったりの桜の隠れ名所も紹介するので、ぜひ読んでくださいね。お子さま連れでもゆっくりとできる場所としても、桜の穴場スポットや隠れ名所はおすすめです。有名な名所もいいですが、地元の人に愛されている桜の穴場スポットは本当に静かに春を感じることができるのが良いですよね。
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栃木の桜満開は平年いつ頃がしりたい!過去の満開時期は?
栃木で桜が満開になるのは、平年で4月6日と言われています。開花は3月30日ですが、2023年の開花時期は3月24日になっているようです。また、満開になる予想は4月2日になっていますが、これは平年よりも4日ほど早い時期だといえます。栃木の桜満開は、過去どのくらい早い時期があったのでしょうか?たとえば、ここ数年で調べてみると桜開花の最早日は2002年の3月18日、満開は同じく2002年の3月25日となっています。これは宇都宮のものを参考にしているのですが、栃木のなかでも平均的な開花・満開を出しているといえます。つまり2023年の栃木の桜開花・満開は、平年よりもやや早いと考えて良いようです。温かい春とはいえ、まだ寒い時期の澄んだ空気のなかで桜を鑑賞するのも素敵ですね。平年の開花・満開はあくまでも参考にする程度にして、その年の桜の様子をきちんと調べておくとお花見の予定も決めやすくなりますよ。
栃木の桜満開がみたい!おすすめコースは?一日コースはこちら/
栃木で桜を楽しむお花見、一日楽しめるコースを紹介します!ドライブを楽しみながら観光とお花見ができるコースを調べてみました。まず、車で鹿沼ICから車で15分ほど行くと『宇都宮二荒山神社』があります。こちらでは巫女さんがデザインした可愛らしい餃子のおみくじがあるそうです。その日のお花見が楽しいものになるか、ちょっと引いてみませんか?それから車ですぐの場所に『宇都宮みんみん 本店』があります。ここでお昼ご飯に餃子を食べたら、車で10分行った先にある『日光街道桜並木』へ!ここは江戸時代に整備された、日本橋から日光東照宮までの日光街道といわれています。約16キロの沿道には、1951年に住民たちが植えたというヤマザクラが咲き誇ります。4月の中旬に見ごろになるそうですから、そのくらいの時期に行ってみると良いかもしれませんね。そこから車で約10分進むと「まるで古代の地下神殿のよう」と噂の『大谷資料館』があります。こちらはあちこちでライトアップされている坑内を、ゆっくりと体験することができると人気のスポットです。もう少し時間がありそうなら、この資料館からだいたい12分ほどの場所に『道の駅うつのみや ろまんちっく村』というところがあるので行ってみましょう。46ヘクタールの広大な敷地を持つ「農と食」をテーマとした滞在体験型ファームパークを楽しむことができます。
栃木の桜満開が見れる!おすすめのコースは?半日コースはこちら/
半日だけ栃木の桜を堪能できる時間ができたときは、公園を巡ってみませんか?栃木にある桜とお花見を楽しめる公園を紹介します。まず、宇都宮市にある『八幡山公園』です。こちらは宇都宮市の中心部に位置しており、市内を一望できる宇都宮タワー、大型複合遊具やゴーカートのあるアドベンチャーUなどを楽しめるのがポイントです。ここならお子さまと一緒に来ても十分満足できるので、お花見場所としてもぴったりですよ。また、タンチョウやウサギのいる動物舎もあるので動物が見たいときにもおすすめのお花見場所ではないでしょうか。約800本の桜と約700株のツツジが植えられているので、毎年たくさんのお花見客が訪れています。ほかにも、大田原市にある『龍城公園』は大田原城の城址を整備してつくられた公園ですが、見事な桜を見ることができる人気スポットでもあります。本丸跡の広場に桜が植えられており、毎年3月下旬から4月の中旬まで約400本のソメイヨシノなどの桜を楽しむことができるそうです。春になるとツツジも見事に咲き誇り、異なる春の花を同時に堪能できるのが人気の理由です。半日だけでも、季節を感じたい人におすすめの名所ですよ。
栃木 桜満開が見れる穴場スポットはどこ?~隠れ名所~
桜は見たいけどあんまり人がいるところはちょっと…という人にも、ゆっくりと桜を堪能できる隠れ名所や穴場スポットを紹介します。まずは河内郡上三川町にある『蓼沼親水公園(たてぬましんすいこうえん)』です。ここは上三川町の穴場の桜スポットですが、園内に水が流れるじゃぶじゃぶ池んど水遊びを楽しめる場所があります。園内には広い芝生の広場があるのですが、その割に人が少ないので人込みが苦手な人でもゆったりと桜を楽しむことができますよ。ほかにも、佐野市にある『秋山川緑地』は地元の人には有名ですが市外の人にはあまり知られていない穴場スポットかもしれません。広い緑地グラウンド沿いには桜並木があり、そのそばの遊歩道は桜のトンネルになっています。広いグラウンドにレジャーシートを敷いて、お弁当を食べたりお花見を楽しむことができるのも隠れ名所に選ぶポイントになりました。
栃木 桜満開のお花見、子連れの場合、持ち物は?
桜がきれいに咲く頃には、子連れでお花見へお出かけするご家族も増えますよね。子連れでお花見をするときには欠かせないアイテムがいくつかあります。まずは『レジャーシート』です。しかも厚手で防水加工をされているものがおすすめ!子供が走り回って勢いのままシートに上がってしまい、シートが汚れることがあるのでウェットティッシュなども用意しておくと便利です。また、走り回ったりはしゃいだ子供が汗をかいたとき用に着替え、寒くなったときのために防寒着なども持って行くことをおすすめします。温かい飲み物と子供が好きなお菓子などを持って行くとシートにおとなしく座ってくれる時間が増えるので、忘れずに持って行きましょう。お子さまがまだ小さい場合はベビーカーを忘れずに持って行くと、使っていないときに荷物入れとしても活躍してくれますよ。
まとめ
栃木には美味しい食べ物がたくさんありますが、同じくらい桜の名所も見つけることができます。お弁当を持ってお花見をゆっくりと楽しみたい、一人で季節の移り変わりを感じたいという人にもおすすめの穴場スポットはこれら以外にもいろいろと見つけられました。美味しいお弁当を作って家族でわいわい楽しむのもいいですが、一人でゆっくりと桜並木を歩くのも素敵です。春という一つの季節を感じさせてくれる花のなかでもひときわ美しい桜は、昔から人々に愛されてきました。数十年も前に地元住民が植えた桜が今でも地元の人たちに大切にされている、なんて素晴らしい環境ですよね。桜並木を見上げながら桃色のトンネルを歩いてみるのも、その年の思い出のひとつとして記憶に残すことができます。お子さまと一緒に桜やお弁当を楽しむ時間も、きっと楽しかった思い出としてお子さまの記憶に残ってくれるでしょう。