ヒットメーカーであり、天才との呼び名も高い「米津玄師」さん。そんな彼が書き下ろした「m87」という曲は、とある映画のために考えられ作られたものだといいます。強さもあり、どこか優しさもあり、そして誰かに知ってほしいという思いも感じられる「ｍ87」という曲は、いったい何の映画の曲なのでしょうか？このタイトルの意味、歌詞の内容、映画に対する米津玄師さんの想いなどをここでは紹介します。「聞いたことない」という人も、この記事を読んで興味を持ってくれたら嬉しいです。「m87」という曲を通して、この映画の主人公や米津玄師さんについて知ることができます。また、映画を普段は観ないという人やこの監督の映画は普段選ばないなど、映画にこだわりがある人にもぜひこの曲を聞いて、そして映画を観てほしいです。発売日や初回限定などについても紹介しています。
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ｍ87、なぜ？米津玄師さんのタイトルの意味は？
米津玄師さんが歌う「m87」は、ファンだけではなく多くの人の耳に残る曲として知られています。タイトルの「m87」は、「エムハチジュウナナ」と読みます。ちょっと変わったタイトルですが、これは「M78星雲」から考えられたということです。「M78星雲」という言葉を読んで「あれ？」と思った方、正解です。が、ちょっとお待ちください。米津玄師さんがなぜこのタイトルをつけたのかは「」が理由だろうという声がほとんどですが、実はほかにも推論されているものがあるようです。たとえば、兄弟の1人であるゾフィーが放っている必殺技「M87光線」からつけられたのではないかといったものや、ブラックホールを指しているのではないかという声があります。実は、この「M87星雲」は実際に存在する星雲だそうです。頭文字の「m」はシャルル・メシエのMのことで、星雲などが載っている天体資料には1から110番までが登録されています。このメシエ天体で一番大きいのがm87であり、その中心部分には太陽の約65倍もの質量を持つブラックホールがあるのだということです。米津玄師さんの書く歌詞は隠れた深い意味があるものも多いため、いろいろな推論が考えられているみたいです。
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m87、米津玄師さんの曲が主題歌？
これはとある映画の曲なのですが、米津玄師さんがこの映画のために主題歌として書き下ろしたものだといいます。その映画は、企画と脚本が庵野秀明、監督は樋口真嗣の「シン・ゴジラ」を製作したコンビ、そして斎藤工が主演を務める作品だということです。監督の樋口さんと映画製作スタッフの間で映画の主題歌をどうするか検討していたところ、米津玄師さんにリクエストしてみよう！となったといいます。また米津玄師さん自身も「シン・ゴジラ」など庵野監督のファンだったらしく、コラボの実現が決定しました。ちなみに、パッケージは「ウルトラ盤」、「映像盤」、「通常盤」の3種類があるそうで、ファンは3つとも買った！との声もあります。米津玄師さんのファン、監督などのファンそれぞれが購入しているみたいですね。さて、この曲が主題歌になった映画はなにかというと、もうおわかりでしょう。「シン・ウルトラマン」の主題歌です。
m87、米津玄師さんの曲や評判は？
米津玄師さんといえば、数々のヒット曲を生み出した素晴らしいアーティストとして知られています。そんな彼が書き下ろした「m87」はファンや映画好きにはどのような口コミ、評価をされているのでしょうか？「米津玄師に負けた！」という声が映画ファンには多かったらしく、米津玄師さんへ「負けた」ムーブメントが起こっていました。「解釈の天才」「本編を観た後にこの歌詞を読み返すと感動する」などの賞賛する声だけではなく、「嫉妬心さえ湧いてくる」といった映画好き、ウルトラマン好きからの嫉妬さえ向けられるという状態です。彼自身もウルトラマンのファンであり、監督のファンでもあるためじっくりと考えて、自分なりの解釈を込めた曲となっています。米津玄師さんの歌詞は隠れた意味があるといった声、「どんな映画もアニメも漫画も解釈がすごい」との声もたくさんあります。そんな米津玄師さんの素晴らしさと感性が見える、そんな曲をぜひ聞いてみてください。きっと映画をまた見たくなりますよ！
m87、米津玄師さんの曲、発売日や初回限定特典はある？
2022年5月18日リリース、「通常盤」は紙ジャケ仕様でジャケットは米津玄師さんが描いたイラストになっています。その初回特典として、ライヴツアー「米津玄師 2022 TOUR / 変身」の最速先行抽選シリアル・ナンバーが付属していたということです。応募は2022年5月22日までが対象期間だったので、2023年現在は応募不可能です。また、特典あり先着で「M八七 ミラーステッカー」をプレゼントしていました。米津玄師さんといえば、イラストも特異でそれぞれの曲をMVなどで観てもそのイラストを見つけることができます。が、今回も素晴らしいイラストなのでぜひパッケージを見て欲しいです。先ほども書きましたが、パッケージは「ウルトラ盤」「映像盤」「通常盤」という3種類の展開となっており、いずれも初回限定です。初回限定の特典はファンならすでに手に入れているでしょう。それに、通常版はもちろん映像版、ウルトラ盤などそれぞれで素晴らしいものなので、気になる人はちょっと調べてみてください！
m87、米津玄師さんの曲、ウルトラマンへの想いは？
米津玄師さんは樫野監督の映画ファンでもあり、そしてウルトラマンへの思いもあるようです。「ウルトラマン」は1966年の放送スタート以来55年以上にわたり、日本の特撮テレビドラマシリーズを牽引してきたお話です。その歴史は米津玄師さん自身にも軽いものではなかったといいます。「初代ウルトラマンには非常に印象的なテーマソングがありますし、正直それでいいのではないのかという思いもありましたね」とのインタビュー記事を見つけました。そんな彼が「ウルトラマンとはいかなるものなのか」という問いを自信に問うたとき、「ウルトラマンって超然とした存在だと思うのですが、孤独に一人で痛みに耐えながら戦っている存在に感じられたんです。そんな部分を表現したかった」と曲に込めた思いに応えていました。その思いを込めた「m87」にはこんな歌詞があります。「痛みを知る ただ一人であれ」。ウルトラマンだけが知る痛みは、どんなものなのでしょうか。
まとめ
映画を観たウルトラマンファンからも、「米津玄師に解釈で負けた」「長年のファンなのに、言い表せない気持ちを米津玄師の曲で伝えられた気がする」などの声がありました。ウルトラマンの孤独、強さ、そして寂しさなどさまざまな感情を米津玄師という人物が感じたままに書かれたその歌詞は、映画「シン・ウルトラマン」にとてもマッチしたものになっています。映画の内容もファンには賛否あるようですが、この曲にぴったりだと感じます。「ただ一人であれ」という歌詞には、この苦しみを誰にも理解してほしくないという優しさも感じられます。孤独に戦うその何とも言い難いその感情、思いを深く言葉にできる米津玄師さんには本当に脱帽です。ウルトラマンファンは長年ずっと「ウルトラマン」という人物を見続けてきたという自負があります。そんな人々からも「解釈が素晴らしい」と称賛の声がある「ｍ87」が気になったら、どうか一度聞いてみてください。
