宮城でお花見を楽しみたいときには、おすすめのお花見コースや隠れ名所をゆっくりと巡ってみるのも良いかもしれません。宮城といえば牛タン、蒲鉾という食べ物が人気ですが、実はきれいな桜の名所がたくさんあるんですよ。そんな宮城のなかでも仙台で人気が高い桜の名所や地元民に愛され続けている桜の穴場スポットをここでは紹介していきます。「お花見に行ったことないな」という人でもゆっくりと桜の美しさを実感できる場所や、見晴らしがよくて何度でも訪れたくなるような桜の隠れ名所はこちらで紹介しているもの以外にもたくさんあります。宮城はちょっと寒い場所というイメージがあることから、桜は平年どのくらいに開花するのかわからないなんて人もいますよね。宮城で桜の満開時期や開花する時期も載せているので、「今年こそお花見へ行ってみよう」と考えている方はぜひ参考にしてください。
記事の本文はこの下にあります。
目次からご興味のある項目をタップして、そこからご覧いただくこともできます!
宮城の桜満開は平年いつ頃かしりたい!過去の満開時期は?
宮城で桜が満開になる時期は、2023年だと4月9日だということです。これまで宮城で桜満開の時期を調べてみると、平年で4月13日だそうです。開花時期は4月8日だったので、2023年は平年の開花時期に桜が満開となることがわかります。平年よりもずっと早い時期の開花と満開になりそうなので、お花見をするときには少し温かい恰好を意識しておくと良いかもしれませんね。宮城で過去一番早い開花をここ数年で調べてみると、2021年の3月31日のようです。宮城は比較的寒い地域なので桜満開はほかの地域よりも遅くなるのか、と考えている人もいるでしょう。実はそんなことはなく、宮城は全国的にも開花や満開の時期が平年で調べてもおおよそ同じくらいの時期だということがわかります。美しい桜を満喫できる、そんな時期は日本のどこへ行っても同じくらいと考えるとちょっと不思議ですよね。
宮城の桜満開がみたい!おすすめコースは?一日コースはこちら/
仙台市から約30分ほど行った場所、宮城県大河原町と柴田町にかけて咲き誇る「白石川堤一目千本桜(しろいしがわづつみせんぼんざくら)」は宮城でも人気の観光スポットとして知られています。全長約8キロある白石川堤に、ソメイヨシノを中心としたおよそ1,200本以上の桜が咲き誇っているその美しさは、何度行っても飽きることはないとの口コミもありました。桜の見ごろは4月初旬から中旬にかけて、桜が見頃を迎える時期になると大河原町では「おおがわら桜祭り」、柴田町では「しばた桜祭り」が行われるそうです。たとえば、JR大河原駅から末広歩道橋、韮神堰、白石川千桜公園・しばた千桜橋から船岡城址公園への列車で楽しむルートもおすすめです。大河原駅から船岡駅間は桜の開花中は徐行運転になるので、車窓からゆっくりと桜並木を楽しみましょう。その後は、船岡城址公園からさくら歩道橋へ、日本一ソメイヨシノの巨木へ行きJR船岡駅まで、そして電車で大河原駅へ戻るというルートがおすすめの一日コースだそうです。
宮城の桜満開が見れる!おすすめコースは?半日コースはこちら/
仙台市青葉区にある青葉山公園(仙台城跡)には、仙台市博物館付近を中心に約480本の桜があります。こちらでは、毎年4月中旬から下旬頃が桜の見頃だということです。見頃の時期になると、復元された仙台城大手門脇櫓(わきやぐら)と桜の情緒あふれる景観を楽しむことができるのも人気の理由です。お昼ごろからここにきてレジャーシートでお弁当を広げて、ゆっくりと桜が舞う姿を見るのも素敵ですね。また、白石市にある白石城(別名:益岡城、桝岡城)広場の桜も美しいと評判です。2022年の4月1日から25日まで「白石城桜まつり」が開催されていたそうですよ。この期間中はライトアップもされるということで、2023年も行われる場合は同じくライトアップされることも考えられるので、気になる人はホームページなどを検索してみましょう。もちろん、宮城にはこれ以外にもまだまだ美しい桜を満喫できるコースがあります。
宮城 桜満開が見れる穴場スポットはどこ?~隠れ名所~
宮城県の中でも有名な仙台にある、お花見の穴場スポットをここでは紹介しますね。仙台市泉区寺岡にある『寺岡桜並木』は、知る人ぞ知る桜の名所です。車に乗っている人たちも、目の前に現れた桜の美しさに車を止めて写真を撮る人がいるそうです。また、この桜並木を抜けた先には『仙台泉プレミアムアウトレット』があります。お花見を楽しんだ後は、そこへショッピングに出かける人もいるといいます。見ごろは4月上旬から4月中旬まで、駐車場などはないので車かちょっと離れたところから歩いて見に行くのが良いでしょう。また、仙台市泉区にある『松森城(鶴ヶ城)公園』も桜の隠れ名所としておすすめです。公園として整備されている本丸跡(頂上の平場)には、桜の木が数十本植えられています。南側斜面にも10本ほどですが植えられているほか、本丸跡から東遠方には仙台湾が広がっているそうです。そちらからは、天気の良い日だと船まではっきり見えるほどの眺めの良いところだといいます。
宮城 桜満開のお花見、子連れの場合、持ち物は?
お花見へ子供連れで行くときは、厚手のレジャーシートは必須アイテムです。子供は靴のままシートにあがることがあるので、防水などの機能があるとさらに良いでしょう。また、ブランケットや小さめの毛布は子供が眠ってしまったときに包むことができます。保温性のあるタンブラーや水筒などは、大人でも子供でも温かい飲み物が飲めるのでおすすめです。このとき子供が飲み物や食べ物をこぼしてもさっと拭き取れるように、ウェットティッシュやティッシュペーパーも忘れずに持って行きます。子供ははしゃいで走り回ることもあるので、いざというときのために簡易の救急キットがあると便利ですね。ほかにも、お花見会場はトイレが混雑することも多いので「子供がトイレへ行ったけど間に合わない!」というときの緊急事態に使える『固まるタイプの非常用トイレ』も準備しておくと良いです。車での移動中に大人が利用できるものなどは、車に乗せておくと緊急事態のときに役立ちますよ。
まとめ
宮城の桜満開スポットを紹介しましたが、ここ以外にも実はたくさんの桜の名所を見つけることができます。桜の花は満開になって散っていく姿も美しいものです。まるで幻想のような景色を見ることができるスポット、地元の人しか訪れないから人が大勢いるところは苦手だという人にもお花見を満喫できるところなども見つけられます。桜の種類によって開花時期は多少違ってきますが、3月後半から5月近くまでは桜を堪能できる場所がどこかしら見つけることができるので気分転換に行ってみようかな、と思ったらすぐに調べて行動しましょう。宮城の中心といえば仙台なので、今回は仙台市にあるお花見スポットや隠れ名所を紹介しました。ですが、ここ以外の隠れ名所や穴場スポットも本当にいろいろとあるので気になる人は一度調べてみてくださいね。まるで絵画のように美しい桜の姿を見ることができる場所もありますよ。