電池保管には、ジップロック、ラップ、100均の専用ケース!冷蔵庫に入れるといい?危険性や、液漏れの正体や対策方法! | Kirara
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電池保管には、ジップロック、ラップ、100均の専用ケース!冷蔵庫に入れるといい?危険性や、液漏れの正体や対策方法!

生活

電池保管には、 ジップロックが最適‼

買ってきた電池を何気なく開封し、そのまま引き出しへ収納、保管している方も多いと思います。

しかし、間違った保管方法をしていると、思わぬ放電や、事故につながる恐れがあります。

大切なことは、種類ごとに小分けにし、密封して保存するということです。

そのときに最適なのが「ジップロック」なのです。

(ジップロックではなくても、ジッパーがついている小分け収納袋ならば大丈夫です!)

ジップロック保存が適している2つのポイントがあります。

一つ目は「密閉することができる」ということです。

電池には一度パッケージを開封してしまうと、空気に触れることで、

放電しやすくなるという性質があります。

そのため、長期間戸棚の奥にしまっておいた電池を使おうとすると

「まだ未使用の電池なのに、使用できなかった」というケースが発生してしまいます。

パッケージを開封した電池は、保存袋に入れ、ジッパーをしめておきましょう。

二つ目は「小分けしやすい」ということです。

購入した電池は、その種類ごとに分けて保存するのがベストです。

例えば銘柄が違ったり、「アルカリ乾電池」と「マンガン乾電池」など、

種類の違う電池を同時に使用すると、その電池容量の違いによって、

発熱や液漏れという現象につながることがあります。

電池の寿命も本来より短くなってしまいます。

使用するときに一目でわかりやすいよう、あらかじめ種類ごとに分けて保存し、

取り出しやすくしておきましょう。

そして同じ種類でも、複数本を大きな保存袋にバラバラと入れるのではなく、

小さな保存袋に、電極の向きを揃えて数本ずつ収納することが大切です。

そうすることで、電極同士が接触して大きな電流が流れてしまう「ショート現象」を、

防ぐことができます。

おまけポイント、「中身を確認しやすい」ということです。

ジップロックにはメモ書きするスペースもありますし、透明なため、

中にどの種類の電池が入っているか確認しやすいです。

本数も確認しやすいため、買い足す時期も逃しにくいですね。

ジップロックは家に常備している方も多いと思いますし、

電池専用収納ケースなどを購入するよりも気軽に試せるので、

是非実践してみてください。

今回は更に深掘りした、正しい電池保管方法や、

電池の液漏れについてなど、電池についての気になるあれこれをまとめてみましたので、

是非ご覧ください。

正しい電池保管方法は!?火事になるって本当?冷蔵庫に入れるといい?

電池には適した保管方法があります。

まず電池の使用推奨期限を確認しましょう。

この使用推奨期限、存在すら知らなかったという方もいらっしゃるかもしれませんが、

電池によって2年〜10年と大きな幅があるため、

ご自宅で使用しているものが、いつ期限が切れてしまうかは一度確認してみてください。

期限が切れてしまっても、即座に使えなくなるというものではありませんが、

液漏れする可能性が高まります。

そして放電量も多くなるため、いざ使いたい緊急時に使えない、

といったトラブルが起きる可能性もあります。

次に、買ったパッケージのまま保管するか、

開封したものはジップロックなどの保存袋や、

プラスチックケースなどに小分けにしましょう。

そうすることでショート現象を防ぐことができます。

実際にこの電池のショート現象が原因となった火災が報告されています。

最後に、保管場所ですが、室温10〜25度で、

多湿を避けた場所に保管しましょう。

直射日光が当たる場所なども避けましょう。

ちなみに、冷蔵庫に入れると「長く使える」、「回復する」といった話を

聞いたことはないでしょうか?

私も幼少期を思い出すと、実家の冷蔵庫のポケットにはいつも電池が常備されていました。

後述しますが

現在製造されている電池では、冷蔵庫に保管することで、お得に使える!ということはなく、

むしろ危険性が潜んでいます。

冷蔵庫には入れずに、なるべく温度差が出ない乾燥した場所で保管しましょう。

電池保管には、ラップや100均ケースも有効!?

電池の保管にラップを使用することも有効です。

電池保管の際には、ショート現象を防ぐために、電極同士を接触させないことが重要です。

一つずつラップで包むことで、絶縁させることができますし、

放電防止効果もあります。

ジップロック保存方法では「電極の向きを揃えて」と述べましたが、

これが難しい場合は、ラップでの保存を試してみてください。

特に、ボタン電池に適した保管方法でもあります。

ボタン電池を一つの袋の中に複数個入れてしまえば、どうしてもばらつきやすく、

接触リスクが出てきてしまいます。

ボタン電池をパッケージから取り出した状態で保管する際は、

少し面倒ではありますが、是非、ラップで包み、電池同士が直に接触しないようにしましょう。

同じく、セロハンテープをグルっと巻きつけてしまうのも、

絶縁効果や放電防止効果が期待でき、有効です。

こういった電池保管上の注意点をおさえた、

電池専用収納ケースなどが数多く販売されています。

ジップロック収納もラップも面倒だという場合は、

このようなケースを活用するのもおすすめです。

今では100円均一でも電池用の収納ケースが「乾電池ストッカー」

「乾電池救急箱」「電池ケース」といった商品名で販売されています。

プラスチック製なので絶縁効果もありますし、電極同士は接触しないよう、

収納できる作りになっているので安心です。

なかなか見つけることができなくても

プラスチック製のフリーボックスや、ペンケースなど、

代用できる商品もたくさん取り扱われているのでお近くの100円均一で探してみてください。

電池保管がうまくできないとどうなる!?錆びる?

電池の保管状態が悪いと、過放電によって電池の寿命が縮まったり、

ショート現象を起こし、発熱や発火の恐れがあります。

私自身が体験した話ですが、実際に「危ないな」と感じたできごとがありました。

我が家では、未使用のものは電池専用収納ケースに陳列させ気をつけながら保管しています。

しかし使用後の乾電池はゴミに出すまで、

ざっくばらんに一つのジップロックに入れて、

一時保管していました。

半年ほど放置してしまったなというときに、たまたま目に入り見てみると、

その中で液漏れしているものがありました。

そのジップロックに入れた段階では液漏れしていなかったので、

ざっくばらんに入れてしまった保管状態が悪かったのだと思います。

未使用のものだけでなく、使用済みのものもラップに包んでおくなどして

絶縁させておくことが重要なのですね。

そして使用済みの電池の存在を忘れないよう、こまめに確認することにしました。

保管場所を間違えると、電池は錆びてしまう可能性もあります。

例えば冷蔵庫で保管すると、そこから取り出したときの温度差で、

結露が電池に付着し、その水滴によって錆びてしまいます。

そのまま機器に入れ使用することで、液漏れする可能性や、

機器と電池の接触部を錆びさせて、機器の故障にもつながります。

大きな温度変動が起きない場所で保管し、水には濡らさないということが重要になります。

電池液漏れの正体と処理方法、注意点

リモコン、おもちゃ、懐中電灯など、長期間入れっぱなしにしておいた電池を確認すると

「液漏れしていた!」ということはありませんか?

割と日常的に起きてしまう「液漏れ」という現象。

この液漏れ現象にはたくさんの危険が潜んでいます。

この液体の正体は「電解液」といい、

電池の種類によって中に入っている電解水の種類も変わってきます。

アルカリ乾電池の場合は「水酸化カリウム」になります。

弱アルカリ性で、触れてしまうと皮膚を溶かすほどの危険な物質です。

マンガン乾電池の場合は「塩化亜鉛水溶液」になり、こちらも危険で、

誤って目に入ってしまうと失明の可能性があります。

液漏れした電池や、使用していた機器の取り扱いには十分注意が必要です。

一番重要なことは、「素手で触らない」ということです。

口へ入るのも防ぐため、処理するときに気になる場合はマスクの使用もおすすめです。

液漏れした電池は使い捨て手袋などを装着した上で取り外し、

すぐ密閉できる袋へ入れましょう。

そしてゴミ出しするまでは、子どもの手が届かない場所に置いておきましょう。

不燃ゴミや有害ゴミとなるので、処分方法はお住まいの自治体で確認してみてください。

電池のタイプによっても回収方法が異なることがあります。

機器の液体が付着した部分は、まずウェットティッシュなどで拭き取ります。

その後、乾いた布などを用いてさらに拭きあげます。

機器側は、拭き取れることができれば、再度使用することができますが、

子ども用のおもちゃなどの場合は、万が一を考えて使用を中止してもいいかもしれませんね。

そして日頃から、定期的に電池を交換することや、

使用推奨期限を確認すること、長期間使用しない場合は電池を抜いておくことが、

液漏れ防止につながります。

まとめ

電池を使用しない日はないほどに、身の回りには電池を使用した機器で溢れています。

しかし保管方法を間違えると、火傷や火災などの事故につながりかねないデリケートな存在なのです。

「今まで大丈夫だったから」というのは運がよかっただけかもしれません。

少し手間ではありますが、身近なもので事故を防止することができるため、

いつか後悔することがないよう、是非、お試しください!

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