金魚は日本人になじみのある魚であり、昔から大切にされてきました。
何と言ってもその美しい色や優雅な泳ぐ姿は、人々の心を惹きつけます。
ですが、あまり金魚のことについて知らない人も
多く、お祭りやペットショップなどで買っても
「どんなことに気を付けたらいいの?」と考えてしまう
方もいるようです。
この記事では、金魚のことについてほんの少しお話しています。
「金魚って人に懐くの?」「懐いてもらうにはどうすればいいの?」「どんなものが好きなの?」
といった、金魚のことがわからない方のサポートを
ちょっとだけ出来る情報をいくつか紹介しますね。
金魚が懐いたらきっとかわいくて、
ついついずっと見続けてしまうかもしれません。
エサをあげた時の喜び方をみると、もっとエサをあげたくなる可能性もあります。
ですが、金魚の健康にとってそれは良いこと
なのか?
この記事を参考にぜひ金魚について知ってください。
金魚がかわいくなつく懐き方とは?体験談をあつめました!
金魚は人に懐くと知っていますか?
金魚は、日本では江戸時代ごろにもすでに飼育していた人がいるほど長い歴史のある魚です。
金魚が長く愛されてきた理由のひとつが、「人に懐く」からだと言われています。
金魚は人に慣れてくると水槽に近づくだけで、パッと寄ってくることがあるそう
です。
金魚に懐かれた人の体験談を読むと、「エサをあげるために近づくと近寄ってきてくれるの
がカワイイ!」という声がたくさんあります。
実際、私が飼育していた金魚数匹もエサをあげる時
に水槽を軽く指先で突いてからあげていたら、私を覚えたようでした。
近づくと「エサをもらえる」と
思うのか、水槽の中で後を追いかけるような動きをするのがかわいかったですね。
「毎朝あいさつをしていたら水槽へ近づくと集まってくれるようになった」
という声もあるほどなので、
金魚は人を認識していることがわかります。
金魚に懐かれる方法と飼育の注意点を知っていますか?金魚の気持ちを理解するコツとは
金魚は買ってきてすぐに懐くことはありません。
新しい水槽に入ったばかりの金魚は、人を警戒し
ているそうです。
少しずつ慣れていくことで、飼い主やその家族を認識していくのだといいます。
金魚に懐かれた人たちの体験談を読んでいるとわかるのが、
「金魚はエサをくれると認識している」
ということです。
つまり、人に懐いているというよりは「エサをくれる人間を覚えている」と考えること
が出来ます。
ですが、エサ目当てといっても警戒している相手には金魚は近づきません。
なので、
飼い主のことを信頼しているから近寄るということにもなります。
金魚は飼い始めてから、だいたい 2 週間ほどで人に懐くことが多いそうです。
金魚の気持ちを理解するためには、金魚の行動を
理解しておく必要があるので事前に確認しておきましょう。
金魚が飼い主を警戒している時の行
動は、いくつか特徴があるとのこと。
ぜひ調べてみてください。
金魚は人に懐くのか?金魚の感情と人間との関係について考えてみました!
先ほども書いたように、金魚は人に懐きます。
エサをくれる対象として記憶しているから、という声
がたくさんあります。
ですが、実際はエサをあげなくても顔を見せるだけで近寄る金魚もいるよう
です。
なので、「人に懐く」こともあると考えられます。
たとえば、買ってきたばかりの頃は金魚も人
を警戒しているそうです。
金魚が警戒している時の行動には「人が近づくと逃げ回る」「灯りをつけ
ると水槽の隅っこに逃げる」「物音がすると水槽の隅へ行こうとする」
といったものがあります。な
ので、買ってきたばかりの頃は少し落ち着かない様子があるかもしれません。
この状態で金魚に
エサをあげても口にしないこともあるため、そっとしておくことも大切です。
金魚が人に懐き始める
のは約 2 週間ほど経ったころ。
金魚が人に懐くと現れる行動には、「人が近づいても逃げなくな
る」「エサをあげてもすぐに食べてくれるようになる」といったことが挙げられます。
金魚もはじめの
頃は知らないところ、
知らない人が現れてびっくりしてしまうのでしょうね。
金魚が懐くのはなぜ?金魚の性格と環境の影響について解説します
金魚は個体によって性格が異なるため、それぞれに役割などを作ることもあるそうです。
たとえば、
品種で分けると「和金」と「琉金」がいます。
和金はほっそりとした体格で素早く動き、琉金はふっく
らとしてゆっくりとした動きが特徴です。
和金は性格がちょっときつめ、琉金は温和だと言われて
いるそうです。
相性の良い金魚同士が水槽の中で寄り添っているという場合もあるので、必ずし
も和金も琉金も一般的に言われるそれぞれの性格である、とは言い切れません。
同じ水槽の中
にいる金魚は、一方が勝手にその個体に寄り添うこともあるそうです。
エサの食べられない金魚
のサポートをする「介護金魚」が現れることもあり、金魚も「いたわりの気持ち」を持っていることが
わかりますね。
様々な研究をしているプロの中には、金魚には長期間の記憶を持つものもおり、
認知機能も持ち合わせていることがわかった、といった言う人もいるのだそう。
金魚って実は頭が
いいのかも。
金魚のエサで懐かせる方法はありますか?金魚の好きなエサと与え方を教えます
金魚を懐かせるためには、いくつか方法があるそうです。
たとえば、基本として「毎日きちんと観
察することで水槽の前に人がくることに慣れさせる」という方法があります。
また、エサやりを開始
すると少しずつ人に慣れていくので、毎日エサをあげるようにしましょう。
そのうちエサをくれる人
の顔を覚えて、「餌くれダンス」と言われる動きをするようになります。
この動きがとても愛らしいの
で、ついついエサをあげすぎてしまう飼い主もいるそう。
ダンスに引っ張られないよう、きちんと管
理をすることが大切です。
この他にも、エサを与える前に合図を出すのも効果的です。
私が金魚
を飼っていた時のお話で書きましたが、
先に水槽をコツコツと叩いてからエサを与えるようにする
とコツコツと音がするイコール「エサをくれる」と覚えるようになります。
毎日行うことで、金魚が早く
懐いてくれるようになることもあるのだそう。
金魚が好きなエサには市販のものもありますが、ホ
ウレン草やブロッコリー、小松菜、皮をむいたグリーンピースなど
緑黄野菜が大好きだといいます。
金魚のエサの食べ方を観察し、
どのエサが一番食いつきが良いのかをチェックしてみましょう。
金魚を飼ったことがない方は、
まず初めに金魚のための水槽と必要なものにはどんなものがある
のかを調べてくださいね。
きちんとそれらが用意出来たら、次は金魚の買い方を学びましょう。
お
祭りなどの金魚はとてもきれいで、つい飼いたくなってしまいます。
もし購入した場合は、最後まで
面倒を見ることが出来るように、すぐ行動することが大切です。
美しいその姿はついぼーっと見て
しまい、気がついたら長時間水槽の前にいた、なんてこともあるかもしれません。
金魚に懐かれると、もっとかわいくなって他にも違う種類の金魚を欲しくなってしまうかも。
ですが、その場合は
「きちんとお世話が出来るのか」「水槽の起き場所や必要経費など」に
ついて考えるべきです。
金魚の小さな命を大切にしつつ、
その美しく水の中を泳ぐ姿を愛でましょう。
