6月の梅雨の時期でも美しい花を咲かせる紫陽花。生花の紫陽花は、もちろん上品で淡い紫やピンクがきれいなお花ですよね。でも、紫陽花はドライフラワーにしても魅力たっぷり。実は結構簡単に自宅でもドライフラワーにすることができるんです。独特な色合いになるため、レトロ感があるアレンジにするとシャビーシックなお部屋にピッタリ！アレンジして飾るだけでなく、アクセサリーとしても人気なんです。
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紫陽花 のドライフラワー、 花言葉は？
実は、紫陽花の花言葉にはネガティブな意味のものがあります。「移り気」、「冷淡」、「無情」や「高慢」などです。土壌により花の色が変化する紫陽花の特性からきた言葉とされています。一方でアナベルなど西洋の白色紫陽花には、「寛容」、「ひたむきな愛情」といった花言葉があります。土壌によって変化しないのでそういった花言葉がついたといわれています。
紫陽花 のドライフラワー、作り方はこちら
ドライフラワーの方法は3つ！どの作り方にも共通しているのは、紫陽花の咲き始めから1番いい時期はドライフラワーにするのに向かないということです。普段、紫陽花の花びらと思っている場所は実はガクなんです。開花すぐの紫陽花は茎やガクの水分がしっかり残っており、うまく乾燥しない場合があります。また咲き始めは薄いガクですが、花の終わりに向けて厚みがでてきます。質感がアップしてきれいな形を残しやすくなります。全体の水分が抜けてきて、ガクがしっかりしてくる梅雨明け後が、ドライフラワーに最適な時期と言われています。
1つ目は、つるして乾燥させる「ハンギング法」です。まず、水切りした紫陽花を麻紐などで1本ずつに分けてしばります。風通しがよくてなるべく、直射日光の当たらない場所に花を下にしてつるします。一番オーソドックスな方法でほかの花でも使う方法です。湿気がこもらないように、扇風機やサーキュレーターなどを使い、乾燥を早めるのがポイント。
2つ目は、水につけたまま乾燥させる「ドライ・イン・ウォーター法」。花瓶に少量の水にいれ、風通しのよい場所に置いておきます。徐々に水分を抜いていくのがポイント。途中で水は変えません。下に向けずに乾燥するので、ふんわりとした紫陽花の形を保てます。
3つ目は、ちょっと高度なテクニック。乾燥剤を使う「シリカゲル法」です。ドライフラワー用のシリカゲルを密閉容器にしきます。茎をカットした紫陽花をその上に置き、花の上から再度シリカゲルをかけます。鮮やかな色合いを残せるのと、小さ目にカットしておくので、アクセサリー用として人気の方法です。
紫陽花 のドライフラワー、おすすめの 色・種類、飾り方
ドライフラワーにしたときに美しさを保つことができる品種がおすすめ。一番のおすすめは、「秋色アジサイ」。これは、通常の開花時期に咲いた紫陽花を時間をかけて色あせさせ、アンティークのような色合いまで退色させた紫陽花のこと。花が咲き終わっても剪定しないのがポイント。キレイに退色するように品種改良された紫陽花もあるので要チェック！「カシワバアジサイ」、「西安」、「水無月」、「アナベル」といった品種です。1番おすすめは「アナベル」と「西安」です。アナベルは、水分の含有量が少ないのでドライフラワーに最適。アナベルの咲きはじめは薄緑ですが、白色になり、秋にはペールグリーンに退色します。コロンとしたフォルムが人気です。西安は、豪華なボリュームと色の変化が人気。咲きはじめは薄緑ですが、紫からピンク。青みがかった薄紫変化していくので、どこをドライフラワーにしても美しいのが特徴です。
紫陽花 のドライフラワー、おすすめのアレンジ！リースやスワッグは？
紫陽花をせっかくドライフラワーにしたら、次はアレンジして楽しみたいですよね。初心者におすすめなのはリース。最近は100均でリースのベースが販売されています。これを使うのが便利。ベースとなるツルなどでできたリースに、ドライフラワーを差し込んでいくだけ。ポイントはグリーンやほかの種類のドライフラワーや木の実などを組み合わせるとおしゃれ感UP!
次におすすめなのは「スワッグ」。ドイツ語で「壁飾り」という意味です。ドイツから広がり、魔よけの幸運のアイテムとして親しまれています。紫陽花の他に2～3種類の材料を用意します。花束のような形にあるようにして輪ゴムでまとめます。麻縄やリボンで輪ゴムを隠すようにアレンジして出来上がり。
他にもブリキ缶などのレトロ感あふれるアイテムとも相性がいいので、いろいろな花のドライフラワーや造花のグリーンなどと合わせて生けるのもおすすめ。
他には、ガクのひとつひとつをレジンで固めてピアスやネックレスなどのパーツにするのもかわいいと人気です。
紫陽花 のドライフラワー、通販で買える？安く買う方法！
もちろん紫陽花のドライフラワーはネット通販でも買えます。逆にドライフラワー専門店自体がまだまだ数が少ないので、お店に買いにいくというよりネット通販がおすすめ。
スワッグやリースのセットなどもあるので、初心者でも気軽に楽しむことができます。また、いろいろな種類や色の上質なドライフラワーを選ぶことができるのでボタニカル雑貨を作る愛好家の人もネット通販を利用する人も多いようです。
まとめ
紫陽花のドライフラワーは、意外と簡単に自宅でも作れるなんて驚き！庭に咲いていたらぜひチャレンジしてみたいところ。紫陽花はボリュームがあるので、アレンジのメインとして使えるアイテムですね。自分で作るだけでなくネット通販でも結構流通していますので、ボタニカル雑貨づくりにもおすすめなアイテムです。
